iPopの人、車の免許取るってよ

おはようございます。iPopの人です

不動産会社に勤めているにも関わらず、車の運転が出来ない僕は、出掛ける時には意気揚々と助手席に乗り込み、完璧な”助手”に徹してきた。iPadでナビを出し、眠そうであれば目の覚めるようなトークをし、長距離移動の際はお菓子を買っておき、ポケモンGOの起動は欠かさない。運転手は大抵社長だ。入社して2年が経ったが、その構図は未だ変わらない。齢二十六歳、今の会社で働くのも残り三ヶ月を切った昨日、教習所へ申し込みをしてきた。社長にその報告をしたら理由を聞かれたので、「この仕事に運転免許は不可欠なので」と応えたところ、危うく退社を取り消されそうになりましたが、僕は元気です。もちろん教習所に通うのが初めてな僕は、受付のお姉さんからシステムを根掘り葉堀り聞いてきた。腕にある根性焼きの理由は聞けなかったが、おおよそのシステムは理解した。驚愕したのは学科の時間が24コマあること。麻雀以外ではじっと座っていられない”病気”な僕が、1コマ50分を24回も座っていられるだろうか。中学時代は、先生から「頼むから寝ててくれ」と言われ、高校時代は反省し、ドラクエのレベルをカンストさせる作業をしていた。教習所に入って初回の説明会は3コマ連続だ。非常に気が重いけど、免許取得後にドヤ顔で会社のホワイトボードにクラウンのマグネットを貼る未来を想像しながら頑張ろうと思う。さて、免許を取るには勉強をしなくてはいけない。”難しい”などとよく言われるが、原付免許を取得した際は裏校に通った甲斐もあり、たったの2回で合格したので、その点はあまり心配はしていない。アマゾンで、「車 免許」で検索すると、「一発合格!!」 「一回で受かる!!」などと心強い本が揃っていたので僕は無敵だ。これから仕事終わりに教習所に駆け込む日々が始まる。残業や麻雀やお酒を嗜む事も出来ず、ひたすらに教習所を目指す。小さな頃から”先生”という言葉にはアレルギーがあり、この仕事を始めてからそれは悪化した。望むのは優しい教習官に当たる事。思い返してみれば”チェンジ”が出来るのか聞くのを忘れた。初めての経験は何事も面白いので、震える手で雀荘に行った事を思い出しながら楽しもうと思う。果たしてちゃんと免許を取得出来るのか、乞うご期待です。