てんとう虫が元気でした

こんにちは、iPopの人です。
先週は、月曜日にお店のエアコンが壊れました。

直るまでに3日かかり、その間店内の暑さをしのいでくれたのは、一台の扇風機と10年以上現役のベテランうちわ達。それとYoutubeで探してきた風鈴の音。

これだけ揃えば寒いくらいだね!と、なんとか誤魔化していました。風鈴の音と、牌の音はなんだか相性が良くて、なかなか風情だね。とも誤魔化していました。

ある日は先にセットが入ってたため、フリーで扇風機が使えず、1卓丸でお客さん4人がうちわを仰いでいるというなかなか面白い光景。それを見ている僕も、もちろんうちわは手放せない。

「暑い中の店番は大変だから、ゲーム代は上がります。」

暑いからゲーム代下げてくれと冗談を飛ばしてきたお客さんに対して、オーナーの返事。

なるほど。とにかく無事に直ったので良かったです。ホントは2日目に直るはずだったんだけど、雨やら業者のトラブルやらでまるまる3日間エアコンが使えなかった。でも週末の気温を見ると、もう少しでも遅れていたら営業出来ないところでした。(そもそも無理矢理だったけど)

そんなくっそ暑い中、店内に迷い込んだてんとう虫がいました。

うちの店にはオーナーの教えが多数あって、その中に”無益な殺生はしない”というのがある。理由は神聖なる博打場でアヤをつけるような事はしないとか何とかだった気がするんだけど、とにかく店内に迷い込んできた生物は害虫でなければ基本的に殺さず外に逃す。

ちょっと前に、少し脚の長い蚊みたいな虫が店内に入り込んできた事があった。ダメなやつはダメだけど、そこまで虫とかには抵抗の無い僕。本走中の卓を少し止めて、ティッシュで捕まえて、裏のドアから外に出て、そいつを外に逃す。

まだ空調もいらない気温だったから、裏のドアは開けっ放し。それから何時間か経ったその日の帰り際、店内を飛び回る見覚えのある虫。そしてその虫にオーナーが刺された

怒られたりする事はなかったけど、何日か痛そうに軟膏を塗っているオーナーを見て、なんでも逃せばいいものではないなと少し反省。出た牌も見逃しません。

そんな僕にも見逃されたてんとう虫君を、二日ぶりに天井で発見。人は刺すなよ。