雀荘という場所に流れる、気配と沈黙の連作。各話は独立しているので、気になった巻からそのまま本文へ。横表紙と短文だけで“空気”を掴ませます。
第1話「あいぽっぷのかつらぎくん」
十五時、昼夜の欠片から始まるいつもの一日。店の時間に、ひとつだけ違う影が混ざっていく。
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第2話「さすらいの麻雀マシーン」
出勤前の乾いた水が呼び戻す、家と一局の距離。確かにだけ先に立つ、コーリャの手触り。
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第3話「チートイはリャンピンで待て」
手の外の静けさ、熱かった終盤を連れてくる。目線は画面へ、通知は視界の外で光る。
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第4話「混ぜ師のシュウさん」
開店前、隣で混ぜ師が牌を切ってつくる。握りのは牌だけじゃない――一店の呼吸まで。
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第5話「ぶっと抜きの竹田さん」
場が締まる。二番席の手元が見えない――分かっていたのに、分かっていなかった。
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